直感から直感へ~よい連鎖とは?

遠くの目標はさておき、近いところから数珠つなぎで進んでいくというのがあります。

ポイントは「直感から直感へ」です。ここでいう直感とは「なんとなく、いい感じがする~」です。

思考ではなくなにかほわーんとした感じです。

そしてもうひとつのポイントは「勇気を出すこと」「楽しむこと」(あ、ひとつじゃないね)

です。

 

たとえば何かに行き詰って、どうしてもうまくいかなくなったとき。

もう手を尽くしきってしまいどうにもこうにも手詰まりの時、あきらめて、別のことを

やりたいなと思います。それも今までやったことのない新しいことをやりたいと思います。

 

そして「人生初のアルバイトをしよう!」と思いつきます! 何がいい? 本が好きだから

本屋さんにしよう。

早速探すと、駅前の新しい本屋がバイトを募集しています。そういえばこの前通りかかったとき、

明るい感じの店だな、なんかいい感じだったなと思い出し、よし、応募してみよう。

 

するとすぐに受かって、人生初のアルバイトをすることが決定しました。

初日の前夜は緊張で眠れなかったけれど、勇気を出して行き始めます

すると、なんだかとっても楽しい。

毎日大好きな本に接していられるし、販売のお仕事も向いている気がする、バイト仲間も

楽しい。そのうち人生初のバイト仲間飲み、とかコイバナなんかするようになり、バイト

生活をエンジョイする。そうしているうちに、新刊の本につけるPOP描きの仕事がすごく

好きだと気付く。

なんかこれ、面白い、こういう仕事もいいなーと思うようになる。通信教育で勉強できるので、

軽い気持ちで勉強してみたら意外と面白い。自分にはこういうのも向いているんじゃないか

思い始めたころ、そろそろ正社員で働きたいなと仕事を探しにいき、希望職種にそれ(当時は

版下という名前だった)を加えて探してみると、なんとその仕事で正社員の募集があり、

面接に行ったら「未経験でも好きならかまわない、すぐに来てほしい」と言われた。

 

1年前はすべてに行き詰っていたけれど、好きなことをやっていったら正社員の仕事に

たどり着いた。しかもどういうわけか、最初に行き詰っていたある問題(けっこう大きな)も

すんなり解決し、びっくりびっくり。(これは一旦手を放し、固執するのをやめて楽しいことを

していたら問題自体を忘れ、気づかないうちに解決していたという事例)

 

これは20年以上前、若かりし頃のわたしが実際に体験したことです。当時は正社員の仕事が

今よりたくさんあったので、まったく同じ条件というわけにはいかないと思いますが、

直感がよい連鎖でつながっていった先に思わぬいいものが待っていたという例だと

思います。

 

仕事のことに限らず、どなたかの参考になれば幸いです♪