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そのお値段に詰まっている叡智

いずれ、そう遠くない将来、お金とサービスや物のやりとりは、

お客さんがその価値に値段をつけるというシステムになっていくらしい

 

「自分が決めていい」

となると、格安につける人もいるだろうし、逆に高い値段にする人もいると思う

 

日本は物に恵まれた以上に、サービスにすごく恵まれている

例えば病院

先日インフルBになり、久々に病院に行ったのだけど、

インフルの判定の検査して、診察して、説明聞いて1900円。

さらにクスリも、咽頭についたウイルスを殺す薬といって吸入薬をその場で吸う。

これだけがインフル対策薬で、あとは感冒薬だという。

この薬代も2000円くらい。

安い。

 

で、点数が書かれた紙を見ながら、熱でモーローとした頭で考える。

一体、この中にどれだけの現代医学の叡智がつまっているのだろう?

病院の人はみな資格職である。

その人たちが苦労して学んできた努力や、現代医学の進歩、製薬会社さんが毎年発明する新薬

や、それらを検査したり許可したりする厚生労働省のお仕事、薬や医療品を運ぶ運送会社さんのお給料。

そんなもろもろすべてが入って、今自分の手の中にお薬があるんだよな、と思うと

 

このお値段に詰まっている叡智

 

の量や質は、いかほどになるのか??

そして、それらすべてをこのお値段で享受させてもらえるわたしは、

やはりどう考えても宇宙に大盤ぶるまい、大サービスされているとしか思えない。

 

ありがたいなあ。

 

ビールとかもよく買うのだけど、このパッケージデザインや製造に携わる人たちすべてに、

正当な対価が行き渡るといいなと思う。

 

だって、必ず誰かがわけもなく得したものは、誰かがその損を担っている。

そういうのは、なにか可笑しいんじゃないかと思うから。

 

よどみが事故につながり、結局は自分たちのところに別の形で帰ってくるのなら

最初からみなが納得できる対価がいいよね。

 

人の叡智だけじゃなく、自然の叡智ということもあるしね。

 

 

ところでインフルエンザにはオレンジジュースがいいですよ!

いつもはアクエリアスを飲むのだけど、今回はオレンジジュースで治しましたよ!

 

 

ビタミンがとれたのかもしれないね。