昨年公開された「GHOST IN THE SHELL ~甲殻機動隊~」をDVDで見ました。
完璧、でした。
映像もストーリーもさることながら、完璧に今の自制、宇宙に繋がってました。
作品をざっくり説明すると・・・
「義体」と呼ばれる機械の身体に生身の脳を埋め込み、自ら電脳(インターネット)にアクセスする
技術が一般的になった近未来。
記憶を(ほぼ)無くした警察組織に所属する主人公「少佐」が自らの記憶と魂(ゴースト)を求める
姿を描いたSFアクション
なのですが、(ちょっとざっくりすぎたか? 有名な作品なので、調べてみてください)
まさにシンクロすぎる内容でした。
→の左側が作品の内容、右が解釈としてみました。
▶脳を身体に移植 身体は借り物 は → 大いなる存在の一部が分離して身体という器に入る
▶消された記憶と使命 → 生まれる前の記憶を消して生まれ、使命を求めて人生を旅する
▶インターネット → 潜在意識または宇宙
▶ゴースト → 魂は身体に宿らず、電脳(意識)を自在に行き来する
見ていて何度も「シンクロや~」とつぶやきましたが、シンクロというより「そのもの」と
言ったほうがいいかもしれません。
日本のアニメ版と違うのは、主人公が最後、人間としての自分を選んだことです。
電脳にダイブしなかったんですね。(身体が破壊されなかったという設定)
それは身体=ありのままで在る ことを選んだという意味なのかもしれません。
同時に、飾り立てる虚飾の自分の終焉、ということなのかもしれないし、
「どう生きるの?」とひとりひとりが問われる「現在」にシンクロしているのかもしれません。
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